【アルコールと妊活】妊娠できないのはお酒のせい?

セックス嫌い

今回は、「お酒と妊活」についてです。

妊娠中にアルコールを控えるというのは、日本では当たり前として、定着していますよね。
では、妊活中はどうでしょうか。詳しく説明していきましょう。

アルコールが不妊の原因のことも

お酒が好きな女性で妊活している人の中には「妊娠したら飲めなくなるから、今のうちに飲んでおこう」思っている人もいるのではないでしょうか。

アルコールにはリラクゼーション効果があったり、飲むことによって周囲の人とのコミュニケーションを円滑にする効果、疲れや、嫌なことを忘れることができたりする効果がありますよね。普通の人が飲む分には全く問題はありません。

しかしながら、妊娠を希望している人となると話は別になります。アルコールそのものが実は不妊の原因になってしまうこともあるからです。

アルコールと妊娠・出産の関係

2011年に発表されたハーバード大学医学部の研究チームの論文では体外受精を行っているカップルのアルコール摂取の影響を調査しています。調査結果は以下です。

・週に50g以上のアルコールを摂取する女性は50g未満の女性に比べて出産に至る確率が16%低い
※50g = ビールならおよそ大ビン2本(ビール約 1250ml)、ワインなら4〜5杯
・女性も男性も週に50g以上のアルコールを摂取するカップルは、50g未満しか飲まないカップルに比べて、出産に至る確率は21%低く、受精率は48%低い。

この結果からわかるのは、アルコールが確実に妊娠に関して悪影響を及ぼし、女性だけでなく、男性のアルコール摂取も関係あるということです。

子どもがほしければ、男性も、女性も、極力アルコールの摂取は控えたほうがよいでしょう。

妊活におけるアルコールが及ぼす症状

アルコールが分解されると、アセトアルデヒトという有害物質になります。これが様々な不妊の原因につながり、卵巣萎縮、エストロゲンの低下、外性器萎縮、性交障害などを引き起こす恐れがあります。月経不順や無排卵につながることもあります。

  • 卵巣萎縮
  • エストロゲンの低下
  • 外性器萎縮
  • 性交障害
  • 月経不順
  • 無排卵

また男性もアセトアルデヒトにより、精子数が減少してしまう、精子運動が低下してしまう、勃起障害(ED)を引き起こしてしまう恐れもあります。

欧米では飲んでもよいとされている?!

ワインは飲んでも1杯まで

一方でヨーロッパの研究では「1日に1、2杯のワインを飲むことは身体に良い」という報告もあります。
赤ワインを飲む人のほうが、アルコールを全く摂取しない人より妊娠するのが早かったというデンマークのデータもあります。
そんな様々なデータを踏まえて、アメリカ生殖医学会では「妊活中の人は、1日1杯までにアルコールを抑えたほうが良い、2杯以上はさけるべき」「妊娠中のアルコールは一切禁止」ということを発表しています。

欧米人と日本人では体質がことなるので一概には言えませんが、ワインといえども、妊活中はアルコール摂取はある程度控えたほうが、妊娠への近道になるのは間違いありません。

補足ですが、日本人女性は世界中で類を見ないほど妊娠中にアルコールを摂取しないことを徹底しているのをご存知でしょうか。ただ、これは今後、徐々に崩れていくと言われています。

なぜなら、これまで妊娠中にアルコールを摂取しなかったのは、元々あまり女性がお酒をのまない世代だったからです。しかしながら、現代女性は10年前、20年前に比べて圧倒的に若い頃からアルコールを摂取し始め、また摂取量も多いことがわかっています。
アルコールは常習性があるため、今後は妊娠中でも「1杯くらいなら…」「付き合いで仕方なく…」などアルコールを摂取してしまう人が増える恐れがあります。

まとめ

普段からアルコールを摂取する量が多い人は、アルコールの影響がすぐになくなるわけではありませんので、妊娠を希望する1年前から意識してお酒の量を減らしていきましょう。

禁酒が大きなストレスになってしまうことは妊活にとっても良くないので、お酒をどうしてもやめられない人は、少しずつでもよいのでアルコールの摂取量を減らしていく努力を続けてください。妊活中は減らす、妊娠したら禁酒です。

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